キャリア・スキルアップ

亀岡  幸子

亀岡  幸子かめおか さちこ|キャリア・スキルアップ

TMC&Rainな日々

TMCのTはTalk、MはManner、CはCareer、Communicationの頭文字です。話し方・接遇&ビジネスマナー・キャリア支援・コミュニケーション、私の携わっている仕事です。Rainは私が応援している韓国のアーティストです。「TMC&Rainな日々」を送っています。
仕事のモットーは「出会いを大切に、心と心の触れ合う仕事を!楽しく学んで元気になろう!」です。プライベートのモットーは「出会いを大切に、楽しく元気に過ごそう!」です。家庭、仕事、自分自身、どれも大切にして、イキイキした人生を送りたいと思っています。

【経歴】
東京アナウンスアカデミー アナウンス科・放送タレント養成コース修了
横浜ブライダルプロデュース 結婚披露宴・各種イベントの司会
愛媛に戻り、フリー司会者として活動後、1989年よりトーク&マナー講師として活動。行政機関、一般企業をはじめ、医療、介護、福祉などさまざまな分野で研修講師や講演活動を行う。
財団法人日本産業カウンセラー協会 キャリアコンサルタント
財団法人日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー
NPO法人日本交流分析協会 交流分析士インストラクター

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2009.09.05

電車の中の光景

こんにちは。9月になりました。朝晩吹く風に秋の気配を感じる今日この頃です。

 新学期が始まり、ホッとしていらっしゃるママたちも少なからず...ではないでしょうか?

 さて、私は8月28日から30日まで遅い夏休みを取って、横浜・東京方面へ行ってきました。大きな目的は、私の応援する韓国のアーティスト、Rainのコンサートに行くためです。その他、横浜に住む17歳違いの姉と会うこと、都会の喧騒に身を置いて、自分に喝を入れるためでもありました。おかげさまでリフレッシュできました。

 今日は、今回の旅行中、電車の中で見かけた光景について書きます。

 土曜日の昼下がりの電車に、3、4歳くらいの男の子とそのお母さん、おばあちゃんと思われる3人連れが乗ってきました。男の子を真中にして3人はシートに座りました。男の子の頭越しにすぐ母娘のお喋りが始まりました。

 しばらくして男の子がお母さんに向かって「この間、~だったよねぇ」と話しかけました。でも、母娘はお喋りに夢中でまるで気がつきません。男の子の声は、だんだん大きくなっていきました。乗り合わせた人たちの視線も、そちらに向いています。

 何度目かの「ねぇねぇお母さん、この間~だったよねぇ」にお母さんはやっと応えてくれました。出てきた言葉は「電車の中でそんな大きな声出したら駄目でしょう!もっと小さな声でお話ししなさい。」でした。男の子は声を小さくして「この間~だったよねぇ」今度はお母さん「そうだったねぇ、この間、~だったねぇ」優しく応えてくれました。そして再び母娘で話しはじめました。男の子は嬉しそうにニコニコして、今度は鼻歌を歌いながら、電車の外を眺め始めました。

 大人の話に割り込んでくる、よく見かける光景ですね。

 男の子の声はなぜ大きくなっていったのでしょうか?それは男の子がストローク不足に陥ったからです。

 ストロークとはTA(アメリカの精神科医エリック・バーン博士により開発されたパーソナリティ理論、心理療法で日本では交流分析という)で「あなたがそこにいるのを知っている」という存在を認める働きかけのことを言います。ストロークには肯定的なものと否定的なものがあります。

「大きな声を出したら駄目でしょう!」というのは、叱るという否定的ストロークです。でも男の子は否定的ストロークでも、母親の関心が自分に向けられる存在認知がほしかったのです。

 子どもが、いたずらをしたり、悪いことをしたりするのは、多くの場合ストロークが不足していることがあります。ただ叱るのではなく、親は「子どもへの関心が不足していたな」と反省の気持ちを持って子どもに接する必要があります。

 電車で見かけたお母さんは叱った後、「そうだったねぇ、この間、~だったねぇ」と肯定的ストロークをあげていました。ですから、男の子はその後、安心して一人で窓の外を眺め始めたのです。これが、「何度言ったらわかるの?大人が話をしている時は静かにしていなさいといつも言っているでしょう?」などとなると、男の子はまたすぐに「ねぇねぇお母さん~」となっていたかもわかりません。

 自分の子育てを振り返ってみると・・・、反省しきりです。

 肯定的ストローク(ほめる、認める、スキンシップをするなど)をいっぱい与えてあげることによって、子どもは安心して、自信を持つことができます。また、他人への信頼も生まれてくるのです。

 ストロークは「心の栄養」とも言われます。ドコママの皆さん、「食育」とともに「心育(こころいく・私が勝手にネーミングしました)」も大切にしてくださいね。