熱中症は予防が大切です
子どもは体温調節機能が未熟で熱中症になりやすいため、梅雨明けの蒸し暑い時期や気温の高い時期は、特に注意が必要です。
対策① 気温や湿度をこまめにチェックしよう
今いる環境の熱中症リスクを気にする習慣をつけることが大切です。暑さ指数や熱中症警戒アラートを参考にしましょう。
対策② 子どもの様子をよく観察しよう
子どもは暑さやからだの不調を自ら訴えることが難しいため、汗や体温、顔色、泣き方など、いつもと違う様子はないか気にかけましょう。
対策③ 規則正しい生活習慣を身につけよう
生活習慣を整え、日頃から体調管理をすることで、体が暑さに備える機能が高まります。普段から栄養バランスのよい食事や、適度な運動、質の良い睡眠をとりましょう。
対策④ こまめに水分補給をしよう
子どもは新陳代謝が活発で熱中症や脱水症になりやすいため、こまめに休憩を取り水分補給をしましょう。汗をかいたときは、電解質などが含まれたイオン飲料を選択し、塩分もいっしょに補給しましょう。
対策⑤ 服装選びを工夫しよう
子どもは体に熱がこもりやすいため、メッシュ素材やゆったりとしたデザイン、白っぽい服など、風通しがよく、吸湿性・通気性のよい服装を選ぶようにしましょう。また、直射日光を防ぐために帽子を着用することも効果的です。
対策⑥ 照り返しの熱に気を付けよう
子どもは身長が低く、ベビーカーに座っている状態は、地面からの照り返しの熱の影響を受けやすくなります。外出時は特に子どもの様子に注意しましょう。
対策⑦ 室内、車内でも注意しよう
室内でも熱中症は起こります。扇風機やエアコンを使用して温度を調節しましょう。また、車内は短時間でも温度が上昇しやすいため、短時間であっても、子どもの車内放置は厳禁です。
熱中症かな？と思ったら
1.エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所で休ませる
2.衣服をゆるめ、体を冷やす
太い血管のある首すじや脇の下、脚の付け根などに保冷剤やぬれタオルをあてて体を冷やしましょう
3.水分やイオン飲料を補給する
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